東京からおよそ2時間。新潟県南部に位置する十日町市・津南町をフィールドに『学校と地域をつなげるキャリア教育コーディネーター』として働いてくれる方を募集します。
自治体や地域のまちづくり団体と共に、地域内にある5ヶ所の高校等と連携しながらキャリア教育や探究学習をサポートする重要な仕事。地域活動の中心となっているコワーキングスペースを拠点にして、学校・まち・企業をつなげる求人です。
高校魅力化や探究学習を地域全体で取り組んでいくために、あなたの力が必要不可欠。新潟県が令和4年度からスタートした地域おこし協力隊の新制度『ニイガタコラボレーターズ』として、『教育まちづくり』をしてみませんか。
ポイント① 仕事の魅力は『教育まちづくり』
【募集要項】
地域のキャリア教育コーディネーター
(地域おこし協力隊)
【報償費】
233,000円 / 月
※各種保険料等を含む
※受入団体と雇用契約
【勤務時間】
週4日、1日7-7.5時間の勤務を想定
【業務概要】
・地域企業や団体、学校の連携に係るサポートやコーディネート
・学校や企業、団体のニーズがマッチングする教育プログラムの企画立案
・学校同士が地域リソースを活用した連携ができるようなサポート
・活動の情報発信、レポートの作成
\こんな方におすすめの仕事です/
・ふるさとの新潟にUターンしたい
・教育やまちづくりをするためにIターンしたい
・人とのコミュニケーションが好き
・豊かな自然の中で暮らしたい
【待遇・福利厚生】
・兼業可(ただし、活動の支障とならない範囲)
・家賃補助あり
・車両補助あり
・活動費、スキルアップ補助あり
【勤務地】
シェアアトリエasto(https://asto-t.jp/)
新潟県十日町市袋町西91-1(新潟県立十日町高等学校前)
【受入団体】
一般社団法人にいがた圏
【連携団体】
十日町市・津南町の新潟県立高校5校
十日町市複業協同組合TOMOWORK
シェアアトリエasto
NPO法人 ひとサポ
【必須要件】
・普通自動車免許
・一般的なPCスキル
【歓迎要件】
・探究活動への理解と熱意
・コミュニケーション能力、調整能力
【エントリー者説明会】
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/chiikiseisaku/niigata-collaborator.html
『教育まちづくり』を担うプレイヤーは、今、まさに地域に求められている人材です。コーディネーターとして学校に寄り添い、地域団体や企業の窓口となって、関係各所との関係づくりを推進する。『教育×まちづくり』を志す方にとって、やり甲斐のある仕事になるでしょう。
活動時間は週4日。夜の会議や調整が発生することもありますが、プライベートの時間や副業をする時間もしっかり確保できます。探究学習やキャリア教育のサポートをしながら、自分自身が地域でやってみたいことにチャレンジして、地域教育に結びつけることも出来るかもしれません。
また、連携する地域企業や団体も多いので任期終了後は、まちづくり企業や複業協同組合への就業といったキャリアだけではなく、地域おこし協力隊の経験を活かして起業し、教育事業を立ち上げるという選択肢もあります。
着任1年目は地域との関係づくりやサポートが中心となりますが、2年目からは地域の小中学校との連携や進学・就職のための関係づくりにも着手。3年目は定住するための準備とプロジェクトの引き継ぎを行います。地域おこし協力隊としての仕事を通して、地域の教育を支える存在になっていただけることを期待します。
< 応募フォーム >
https://apply.e-tumo.jp/pref-niigata-u/offer/offerList_detail?tempSeq=5681
※応募用紙は、下記の関連ファイルからダウンロードしてください。
ポイント② 一緒に働く『人』の魅力
全く知らない地域の『教育』に関わる。そんな仕事に不安を覚える方もいらっしゃるかもしれません。大丈夫です。新潟県十日町市・津南町は、まちづくりや移住促進が活発な地域。受け入れ団体や連携団体と一緒に地域に入っていくことで、スムーズに関係構築ができるでしょう。今回の求人の魅力の一つ、『人』の魅力をご紹介します。
一般社団法人にいがた圏 代表理事
大塚眞さん
神奈川県横浜市出身。北海道札幌市で幼少期を過ごす。東日本大震災のボランティアをきっかけに「地方との関わることを仕事にする」と志し、2012年に地域PRを行う株式会社toizを地方で起業。ローカルライフマガジンTURNSのアドバイザーも務める。
2015年にこれまで交流のあった新潟県十日町市にIターン後、一般社団法人にいがた圏を立ち上げ、移住コンシェルジュや複業協同組合の運営を開始。ライフワークはまくら投げ。
地域おこし協力隊の受け入れ団体となる一般社団法人にいがた圏は十日町市を拠点に活動するまちづくり企業。代表理事の大塚さん自身も高校のキャリア教育や探究学習に関わり、地域団体のネットワークを活かして様々な活動をしています。
「十日町市の移住相談窓口、移住コンシェルジュとして高校や中学校の授業に関わっていますが、コーディネーターやコラボレーターが不足しているのが現状です。既に地域の中で地域教育に関わっている団体のサポートや私達が関わっている地域企業・団体と学校を繋げる役割を担っていただきたいと思っています。そのためのサポートや人つなぎは、私達も全力で行いますので、安心して飛び込んでいただけたらと思います」
シェアアトリエasto 主宰
滝沢梢さん
新潟県十日町市出身。地場産業、着物の資材・染料屋として曽祖父の代から100年以上続く有限会社瀧長商店の四代目。
2017年、事業継承を機に、かつて社員寮だった自社倉庫の2階をリノベーションしてシェアスペース事業(コワーキングスペース、シェアアトリエ、シェアオフィス)をスタート。土地の歴史や文化をそこはかとなく感じるこの空間で様々な人が行き交い、そして新しいプロジェクトや美しい作品など、この十日町地域にアート(ワクワクすること)の景色が広がることを願って「Art Scape of Tokamachi」=asto(アスト)と名付ける。
活動拠点となるのは、市内のまちづくり拠点となっているコワーキングスペース「asto(アスト)」。まちづくりの拠点となっており、新潟県のスタートアップ支援拠点にも認定されています。
運営する滝沢さんは、連携先の学校の一つ「新潟県立津南中等教育学校」のコーディネーターを務めた経験もあり、地域おこし協力隊の活動の強い味方となってくれます。
「地場産業と教育現場の連携は地域で求められているものの、本業が忙しくて関われない中小企業や地場産業も多くあります。インターンシップのプログラムや職場見学などをコーディネートしてもらえると、地域産業にとっても良い影響が出そうですね」
滝沢さんは地域の商工会議所青年部や文化協会の理事など、本業以外にも地域の中心的な存在として、さまざまな活動をしています。企業との連携を行うとき、力になってくれるでしょう。
他にも、今回の地域おこし協力隊の活動に協力してくれる方々が大勢います。気になる方は大塚さん、滝沢さんが運営している『十日町市移住コンシェルジュ』の『移住体験プログラム』を使って、地域視察をしてみても良いかもしれません。
△ 十日町市移住コンシェルジュのメンバー。移住のサポートを行っている。
まだまだある「サポート団体」
紹介したお二人以外にも、地域企業との連携や教育まちづくりを行う団体・人がたくさんいるのが十日町市・津南町の魅力です。
十日町市複業協働組合TOMOWORK
理事長 多田朋孔さん
京都大学卒。第44代京都大学応援団長、京都大学文学部卒業後、経営コンサルティング会社に就職。
リーマンショックを機に、生きる力を身につけたいと考え、長い目で見たら自分で将来食べ物を作れるようになるべきだと思うようになり、2010年に当時6世帯13名の限界集落だった池谷集落に家族で移住。自身でも米、野菜を生産・販売しながら地域おこしに取り組む。2023年4月、十日町市でマルチワーカーを育成・派遣する事業協同組合を地域の事業者と共に設立。理事長に就任。
ポイント③ 地域教育に前向きな5つの高校等
今回の地域おこし協力隊が関わる高校等は全部で5つ。それぞれが特色ある学校教育を行なっています。探究学習が学習指導要領に記載されてからは、地域との関わり方を模索している段階。それぞれの学校で関わっている地域コーディネーターや担当の先生のサポートを行いながら、全体の調整や連携を行います。
高校①:十日町高校
地域の新たな魅力の発掘や情報発信を一緒になって取り組んでくれる協力隊を、心よりお待ちしております。地域に溶け込み、楽しみながら高校生と地域をつないで魅力あふれる十日町の未来を一緒につくりませんか?大志を抱き、目標に向かって進む生徒と共に、地域の新たな魅力の発掘や情報発信を一緒になって取り組んでくれる協力隊を、心よりお待ちしております。
高校②:十日町高校松之山分校
中魚沼地域の高校生の地域探究活動を充実させるよう、あなたのアイディア、行動力をお貸しください!大志を抱き、目標に向かって進む生徒と共に、地域の新たな魅力の発掘や情報発信を一緒になって取り組んでくれる協力隊を、心よりお待ちしております。魅力いっぱいの中魚沼地域で高校生の地域探究活動のコーディネートを通して、あなたも高校生もたくさんのことを学びませんか?
高校③:十日町総合高校
「地域と連携した総合学科の教育活動をとおして、地域を支える人材を育成する学校」を目指し、取り組んでいます。私たちと一緒に、地域連携や探究活動に関わっていただける方の応募をお待ちしています。
高校④:松代高校
松代高校は、地域探究コースを設置して、地域の皆様と連携・協働した教育活動を行っています。美しい里山に囲まれた自然豊かな環境の中で、私たちと一緒に地域に根差した活動を行いませんか。
高校⑤:津南中等教育学校
本校では、「津南妻有学(つなんつまりがく)」と名付けて、1年生から6年生まで(中学生から高校生まで)の6年間を体系化させて探究活動を行っています。私たちと一緒に、生徒から「本気の大人とともに何かを生み出していくのは楽しい!」、「地元を拠点に世界とつながって生きていく道もあるんだ!」という気持ちを引き出してくださいませんか。
魅力的なまち、志のある仲間との活動
『ニイガタコラボレーターズ』のプロジェクトは今年が2年目。
地域のキャリア教育コーディネーターとして着任するあなた以外にも先輩隊員が新潟県内で活動しています。
フィールドは十日町市・津南町であっても、同じ立場で活動している地域おこし協力隊と情報交換や交流をしながら活動できるのも大きな魅力です。
活動のフィールドとなる新潟県十日町市・津南町は都心部とのアクセスも良く、地域資源も豊富でプライベートも充実するでしょう。休日にはアウトドアや観光、温泉や芸術祭鑑賞など3年間では楽しみきれないほど。
地域を楽しみ、地域の魅力を発見することも『教育まちづくり』に繋がる大切なことです。
多様な人々と協働しながら、さまざまな課題を捉え、持続可能な社会を教育を通して、共に創っていきましょう。
みなさまからのエントリー、お待ちしています。
着任後のサポートについて
県として、隊員の円滑な活動や、個々のキャリア・スキルアップを応援するために、以下のような様々なかたちでサポートを行います。
・協力隊の心構えをテーマにした講義や、活動計画の検討、隊員の活動事例の共有を行う初任者研修
・講義やワークショップを通じて起業のノウハウを学ぶ起業研修
・起業した協力隊OB・OGや地域に密着した起業家等のもとでの、その仕事や起業について学ぶJobインターン
・県内隊員や協力隊OB・OGとの交流会
説明会実施
7月3日(月)20:30~21:00でオンラインにより説明会を行います。
(活動概要説明20分、質疑応答10分)
以下のURLにある応募フォームからお申し込みください!
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/chiikiseisaku/niigata-collaborator.html
関連ファイル
①任務一覧・説明会概要
https://www.iju-join.jp/material/recruit/9/57922/20230621123455871.pdf
②募集要項
https://www.iju-join.jp/material/recruit/9/57922/20230621123510892.pdf
③履歴書
https://www.iju-join.jp/material/recruit/9/57922/20230621123538974.docx
④職務経歴書
https://www.iju-join.jp/material/recruit/9/57922/20230621123547986.docx
⑤誓約書
https://www.iju-join.jp/material/recruit/9/57922/20230621123556612.docx
募集要項
【雇用関係の有無】あり
【業務概要】
(1) 地域の企業や団体、高校等との関係構築に向けたサポートやコーディネート
(2) 探究活動に関する高校等のニーズと、地域活性化に関する地域の企業・団体のニーズとがマッチングする教育プログラムの企画立案
(3) 関係校同士が地域リソースを活用しながら連携できる活動のサポート
(4) 高校等の魅力化に関する情報発信のサポート
(5) ウェブサービス「Note」にて活動状況の発信
【募集対象】
(1)年齢、性別は問いません。
(2)以下の県外の転出地から転入地に生活の拠点を移し住民票を異動させる必要があります。なお、既に転入地へ住民票を異動されている方は対象となりません。
<転出地>
市区町村の条件不利区域以外の区域
※条件不利区域
次の①から⑦のいずれかで公示・指定・規定される市町村。
①過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法、②山村振興法、③離島振興法、④半島振興法、⑤奄美群島振興開発特別措置法、⑥小笠原諸島振興開発特別措置法、⑦沖縄振興特別措置法
<転入地>
十日町市
(3)令和5年9月1日目途に活動を開始できる方(応相談)
(4)次のア~ウのいずれにも該当しない方
ア 暴力団員又は暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者
イ 暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有する者
ウ その他暴力団事務所に出入りするなどアイのいずれかに準ずる者
(5)次の要件をすべて満たす方
ア 地方公務員法第 16 条に規定する欠格事項に該当しない方
イ 心身がともに健康で、かつ、誠実に職務を遂行できる方
(6)次の技術要件をすべて満たす方
ア 普通自動車免許を取得しており、日常的な運転に支障のない方
イ パソコンの一般的な操作(ワード・エクセル・パワーポイント、電子メール・SNS等)ができる方
(7)歓迎する人物像
ア 任務に意欲的で、新しい環境に柔軟に対応できる方
イ 関係団体や地域住民など多様な主体とコミュニケーションを図れる方
ウ 自ら率先し、各所と調整しながら柔軟に行動し、企画等を完遂できる方
エ 探究活動に深い理解と熱意を有する方
オ 地域の魅力を積極的に発信できる方
カ 生徒や教職員と柔軟にコミュニケーションを図れる方
【募集人数】1名
【勤務地】一般社団法人にいがた圏(新潟県十日町市袋町西91-1asto内)
【勤務時間】
・受入団体と調整のうえ決定します。
・週4日、1日当たり7~7.5時間を想定しています。
・国民の祝日に関する法律に規定する休日及び、12月29日から翌年1月3日までの期間は原則休日とします。
※ただし、活動内容により時間外や休日での活動が生じた場合は、他の活動日の振替えにより調整していただきます。
【雇用形態・期間】
(1)身分
地域おこし協力隊として、新潟県知事が委嘱します。
(新潟県との雇用関係はありません。受入団体と雇用契約を締結します。)
(2)委嘱期間
委嘱の日から会計年度を超えない範囲で12か月以内としますが、最長3年まで延長することを予定しています。 ただし、職務怠慢等、隊員として相応しくないと判断された場合は、委嘱期間中であって も委嘱を打ち切る場合もあります。
【給与・賃金等】
報償費:233,000円/月
活動経費:1,200,000円(年額)(100,000円×12月)
※委嘱日が年度途中となる場合は、日割り計算
活動経費等には、住居費、活動車両関係費、消耗品、研修受講に係る旅費等を含むものとします。(詳細は、受入団体の規程によります。)
【待遇・福利厚生】
・活動の支障とならない範囲で兼業することができます。
・協力隊として活動する上で必要な心構え等や、県内で活動する市町村の地域おこし協力隊との関係構築等に関する研修会を実施します。
・地域おこし協力隊の知見を有する者等がメンターとして活動をサポートします。
【申込受付期間】2023年06月21日(水) ~2023年07月26日(水)
【審査方法】
1提出書類及び提出方法
(1)応募用紙(履歴書及び職務経歴書)
応募用紙は、関連ファイルからダウンロードしてください。
PDF形式にて、応募フォームから提出してください。
(2)誓約書
誓約書は、関連ファイルからダウンロードしてください。
PDF形式にて、応募フォームから提出してください。
(3)住民票(抄本)の写し(発行から3ヵ月以内のもの)
PDF形式にて、応募フォームから提出してください。
(4)運転免許証の写し(両面)
PDF形式にて、応募フォームから提出してください。
【応募フォームURL】
https://apply.e-tumo.jp/pref-niigata-u/offer/offerList_detail?tempSeq=5681
2選考方法
(1)第一次選考(書類選考)
ア 提出書類をもとに、書類審査を行います。
イ 選考結果については、応募用紙記載のメールあてに通知します。合格者には併せて第二次選考の日時等の詳細をお知らせします。
(2)第二次選考(面接)
ア 第一次選考合格者を対象に、意欲、コミュニケーション能力、行動力等について面接審査を8月2日(水)、3日(木)のいずれかの日にオンライン(Zoom)で行います。
日程については、第一次選考合格者に別途お知らせします。
イ 選考結果については、応募用紙記載のメールあてに通知します。
(3)留意事項
ア 応募に係る経費(書類輸送費、交通費等)はすべて応募者の負担となります。
イ 選考経過及び結果についての問い合わせにては応じられませんので、予めご了承ください。
必ず参考URLの県ホームページも併せて御覧ください。
参考URLhttps://www.pref.niigata.lg.jp/sec/chiikiseisaku/niigata-collaborator.html