【ゆきぐに教育探究隊】インターンを通して～活動のまとめ～

こんにちは！ゆきぐに教育探究隊インターン生の恩田詩緒梨です。
あっという間に6週間たち、今日で私のインターンシップも終了です。

今回の記事では、これまでの活動の振り返りとまとめをしたいと思います！

Contents

6週間の活動報告
インターンシップを終えて

6週間の活動報告

総合的な探究の時間

インターンの活動の中で、この地域の高等学校・中等教育学校へ行き、総合的な探究の時間に関する打ち合わせや活動の見学を行いました。
その1例として、十日町総合高校の探究学習について紹介します。

十日町総合高校の3年生はこの春から「極め人プロジェクト」と題して、自分の興味関心について探究学習を行う予定です。
自分の興味を極めつつ、将来に活かすことができるのがこの活動の良い点だと思います。

3月の授業では「自分の好きなこと×将来の仕事」を考える授業を行いました。
私も探究活動の事例の紹介とテーマ決めのアドバイスをさせていただきました。

松之山分校での授業

松之山分校では、講師として特別授業をさせていただきました。
今回の授業では、地域とのつながりを意識して「松之山の生態系」をテーマに授業案を作りました。

探究学習について調べた中でも「地域連携」をテーマにしている活動はよく見られました。
探究学習に関わらず、学校の授業の教材として地域を扱うことで、生徒たちの地域愛を育てることが出来たり、課題解決等を通して地域貢献につながるというメリットがあります。

また、私のこれまでの経歴も紹介することで、高校生のキャリア教育とも関連した授業にできました。

イベントへの参加

インターン中にはとおか市や焚き火de探究ヒュッゲのイベントに参加しました。
また、地域のイベントについて調べてみると、これまで知らなかった・参加したことのなかったものもたくさんあり、地元の方々がもっとこの地域を盛り上げたい！という気持ちを持って活動されていることが分かりました。

そして、驚いたのが移住者の多さです。
これまで、あまり気にしていなかったことですが、イベントに参加されていた方や出店されている方の中にも移住者の方がいらっしゃったり、十日町市で起業している方も多くいることを知りました。

インターンシップを終えて

十日町の魅力とは

これまで、この地域で生活してきて
「遊びに行くところないから市外に行く？」「雪が多くて嫌になるよね」
とネガティブなイメージも持っていました。
しかし、インターンで関わった方々とお話をする中で
「自然が多い！」「ゆったりした雰囲気でいいところ！」
と、これまで普通だと思っていたことが十日町の魅力であることに気づくことができました。

また、学校現場の訪問や地域の方々の交流を通して、学校と地域の距離感が近いことがこの地域の良さだと感じました。
このつながりをきっかけに、若者と地域の方々でさらに十日町を盛り上げていけたら、良いと思います。

インターンで得たもの

まず、この地域の学校現場を知り、少しですが新年度の探究学習に関わることができたことが大きな経験となりました。
探究学習は学習法として生徒たちにとてもプラスになることは間違いないです。
しかし、学校のシステムに突然取り入れていくことの難しさも知りました。
これから学校教員を目指していくなかで、この課題に向き合っていきたいです。

そして、6週間でたくさんの人との関わりができました。
それは、十日町出身の人であったり、移住者であったり、市外の人であったり、本当に様々な人と関わる機会がありました。
皆さんと話をする中で、十日町の魅力に気づけたり、地域の方々の思いを知ることができ、自分の知識や視野も広げることができました。

これらの経験は、大学の講義だけでは得ることができません。
改めて、インターンシップに参加してよかったです！